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芝電機の「いま」と「これから」を 様々な角度からお届けする特設ページ。 多彩な切り口から、芝電機の考えや価値観を発信中!
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寺西 孝一郎、リーダーに学ぶ
公益財団法人 日本ラグビーフットボール協会 副会長
清宮 克幸
対談企画 Vol.2
一流のリーダーと語る、組織と人間力の本質。
寺西 孝一郎が、各界のリーダーや先駆者をお招きし、 対談を通じて「信念」「哲学」「人を動かす力」に迫ります。
第2回のゲストは、公益財団法人 日本ラグビーフットボール協会 副会長 清宮 克幸 氏。
多くの人材と向き合い、チームを率いてきたリーダーが語る組織づくりと成長の考え方には、会社とチームが力を発揮するための在り方が詰まっています。
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勝てない空気をどう壊すか
徹底的な分析に基づくプランをつくり実行へ移す
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寺西:清宮さんはこれまで3つのチーム(早稲田大学、サントリー、ヤマハ発動機)の監督を歴任されてきましたが、それぞれどんなチームだったのですか。
清宮氏:3つのチームは全く個性が違ったんですよ。最初の早稲田は、日本大学ラグビーのリーダーであり、ほとんどの高校生ラガーマンの憧れで、みんなが行きたいわけです。ただ、一番のネックは入学するのが難関で、いい選手がいても採れないんです。そもそもスポーツ推薦の枠がすごく狭い上に、実力はあっても学力が伴っていないと落とされる。じゃ、どういう人間が入ってくるかというと、実績トップの選手は2~3人で、ラグビー経験のある一般受験の選手が半分、あとの半分は未経験で実績のない選手でした。そういう選手たちが交わって化学変化を起こし「ザ・早稲田」という色ができていくんです。2つ目のサントリーは、大学ラグビーのトッププレーヤーをいくらでも採ってこれましたから、まさに「スター軍団」でした。そして、3つ目のヤマハ発動機は、リーマンショックでリストラがあり、既存の主力選手はみんな出て行って空洞化した状態のチームで、残った選手たちはみんな疲弊していました。予算も人も削られて、沈みかけた船のような状態でしたね。そんなチームにトップ選手が集まってくるわけはないので、仕事とラグビーを両立させるぐらいのレベルで入ってきた大卒が8人ほどと、あとは学生時代は花形選手だったけど社会人になってからはラグビーをやらずに、クラブチームで週末だけラグビーをやっていた選手をかき集めた、まさに「デコボコ」の寄せ集めからのスタートでした。
寺西:低迷している組織やバラバラの方向を向いている集団を引き受ける際は、どの辺から手をつけていかれるのでしょう。
清宮氏:実は監督として新しいチームを見るときが一番ワクワクするし、面白いんです。何故、勝てないのか、どこをどうしたら勝てるのかというアイデアが次々と浮かんできます。準備にだいたい1~2か月かけてプランを練るのですが、これが監督の仕事の7~8割だと言ってもいいぐらい時間をかけて作ります。そのプランを実行し、結果に変えるのが監督の仕事なんですね。だから、最初に選手たちの前に立つときは、自分の中では100%の自信があります。
寺西:ワクワクされるというのは本当にすごい。私は大手電機メーカーで21年半、主に開発設計に携わった後、現在の会社に経営者になるべくして入ってきたのですが、最初はワクワクどころかドキドキでした。入社が決まるまでは経営の勉強もしたことがないのがいきなり入ってきたわけですから、周りからどんな目で見られるのだろうかとか、不安もありました。清宮さんの強い自信はどのように生まれるのでしょうか。
清宮氏:やはり「分析」と「裏付け」ですね。これだけ見てる、これだけ分析しているという確固たる裏付けがあるから、言葉を強く、重くできます。だから、想像だけで話をすることはありません。例えば、試合が終わった直後は選手たちにあまり話をしないんですよ。
寺西:それは何故ですか。
清宮氏:終わった直後は、どうしても印象でしか語れないからです。実は必死に動いた後にミスをしてしまった選手に対して「何してるんだ」とは言えない。試合後に、引きと寄りの映像をいろんな角度から見直して、きっちり調べてからじゃないと選手に声をかけるべきではないと思っています。
寺西:それにしても、著書を拝読すると、清宮さんが早稲田の監督に就任された当時は32歳と非常に若く、チームが長く勝てない状況が続いている中での就任だったように思います。そんな低迷した空気をどう切り開いていかれたのですか。
清宮氏:選手たちは「なんでも答えてくれるような兄貴みたいな監督」を求めていたようですが、僕は過去一「怖いOB」として恐れられていましたからね(笑)。ただ、僕の就任の裏では、「これまでの悪い流れを断ち切るには、監督に清宮を据えるべきだ。それが認められないならOB会を辞める」という、若手OB達によるいわば血判状のような決意表明が出され、すでに決まりかけていた前任者の続投人事が覆されるというドラマがありました。早稲田のラグビーを強く、長く勝ち続けるチームにするための執念が、あの変革を生んだのだと思います。
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違う強みを、同じ目標へ
バラバラだからこそ強い、化学反応を起こすチームのつくり方
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寺西:一般的に、企業にはその仕事をやりたくて入ってきた人、生活のために割り切っている人、とにかく稼ぎたい人やプライベートを優先したい人など本当にいろいろな方向を向いた人がいます。そういう人たちをどう1つにまとめていくかは常に悩むところです。
清宮氏:僕は、ヤマハの最初のミーティングで「おまえらはポンコツばかりだな」と言いました。でも同時に、「俺は、おまえたちがポンコツでも日本一になれる方法を知っている」というプレゼンをしたんです。そして、「ほかのチームがやっているラグビーはすべてやらない。ヤマハしかやらないオリジナルのラグビーを今から作り上げる」と宣言しました。
寺西:よそのチームの真似はしないという選択をなさったんですね。
清宮氏:そうです。オリジナルにチャレンジし、それをやり遂げた者たちだけが、その成功を喜び合え、うまくいったことを享受し合えるんです。そして、仲間の中に絆が生まれ、熱が生まれ、行動に責任感が出てくるわけです。自分のやったことが直接結果に変わるという経験をするわけで、僕はそれが組織づくりの一番の妙だと思っています。例えば、ヤマハではタックルという共通点のあるレスリングを導入しました。多くのラグビーチームがレスリングを取り入れていましたが、どの国もどのチームも年に一回ぐらいのイベントだったんですよ。だったら一年通してレスリングをやるチームは世界で俺たちだけだと。アトランタ五輪の銅メダリストをコーチに迎えて、300万円かけて本物のマットを敷き、一足2万5千円のシューズを全員分買って、朝5時半から1年間本気でやり切りました。もうみんなヘロヘロで、朝食を食べる前に吐いたりする選手もいましたけど、それをやり切った時、チームに「絆」と「熱」、そして「プライド」が生まれたんです。試合中にヤマハの選手がグラウンドに倒れている時間が圧倒的に短いというデータも出ました。
寺西:前例のない挑戦とやり遂げた一体感から絆が生まれるのですね。弊社のスタイルは完全受注生産で、仕様がすべて異なるため、基本的には1つの製品を数名の担当者が並行して様々な流れを確認して作っていきます。そのため「みんなで作った」という達成感を感じにくく、極端な話、会話がなくても仕事が成立してしまうんです。ここをどう変えるかが今の課題です。
清宮氏:なるほど。同じ絵を見るチャンスが少ないのですね。オーダーしてくれたお客様が最後に製品を受け取って喜ぶ姿を、営業マンしか体験していないのはもったいない。失敗したことを共有することももちろん大事ですけど、うまくいったことを享受するタイミングは絶対に必要です。僕たちなら勝った試合後にみんなで「お祝いのシャワー」を浴びるわけですよ。シャワーとは例えで、多くの仲間や応援してくださる方々から祝福される事なんですが、そのシャワーを一緒に浴びることが組織にはすごく大事なんです。
寺西:最近は設計や製造、検査の人間もなるべく現地(お客様の元)に送り出して、自分の関わったものがどう活きているのかを体験させるようにしてはいます。色々な考え、事情を抱えた人たちが居ることは承知していますが、私としてはやはり社員には仕事を好きになってもらいたいし、小さなことでもいいのでやりがいを見出して欲しいんです。理想論ですけれど。ですので、縦のラインを繋ぐという意味でも、こういうことは続けていきたいと思います。
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「指示待ち」からの脱却
「監督がいらないチーム」がいちばん強い
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清宮氏:先日の「リーグワン準決勝」※1で、ゴール前でのチャージ(同点・逆転の勝敗を分けるキックを相手ディフェンスにブロックされたプレー)は20年に1回あるかないかのプレーでしたね。2点差でクボタがパナソニックに勝つんですけど、パナソニックの選手のキックをクボタの選手がはね返したんですが、ゴールポストの目の前からのキックですからすごく簡単なキックでした。もし僕が現場にいたらキッカーに「あの選手はチャージしてくるから気をつけろよ」とひと声かけたな、と思ったんです。そのひと声だけで、あのミスは防げたかもしれない。監督としては事前のミーティングでキックチャージを仕掛けてくる選手がいるという事を把握して指示していていればあのミスは防げたかもしれない、という事になります。こういう現場でのリーダーシップ、ひと声をかけられるかどうかは、あらゆる場面で重要になります。
寺西:確かに、そのひと声は大きいですよね。それによってミスが防げたり、効率が上がったりしますから。現場でのちょっとした気配りや気づきを、いかに行動に移せるか。それが足りないと単純なミスが起こってしまいますので、いつも社員にはしっかり意識してほしいと言っているところです。
清宮氏:僕は現役時代からグラウンド上では監督みたいな動き方をしていました。次の次を予測して、「次はあそこに蹴ってくるからこう動け」「次は左に行くからな」と、キックオフの時にしゃべっている選手だったんです。だから、よく「現場に監督がいるみたいだ」と言われてました。
寺西:常に先を予測して動いていたのですね。周りが見えていらした。
清宮氏:それは、事前の選択肢が頭に入っているからで、先回りして声が出せるし動けるんです。リーダーがそれを言葉にしてあげることで周りの選手たちが繋がっていくんです。だから、日本代表や選抜チームのように、それぞれ異なる経験や価値観を持った選手たちが集まる集団でも、同じ方向を向ければ強いチームはつくれるんです。 違うチームの出身者たちからは「試合をしながらアドバイスをくれる人と一緒にやったのは初めてだ」と言われましたけど、そういう能力はすごく大事だと思います。
寺西:私個人としては、本当は社員ともっと気軽に対話がしたくて。立場上ある程度は距離を取らないといけないことも承知していますが、壁ができるのもいやだな、と。
清宮氏:そうですね。コミュニケーションはやはり欠かせないと思います。ただ、現場の指示まで社長がすべて担う必要はないんじゃないでしょうか。日々の指示や注意喚起は、現場のリーダーがゲームキャプテンとして、その場その場で担っていくものだと思うんです。
※1: 2026年5月31日に行われた、埼玉パナソニックワイルドナイツ対クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
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勝ち続ける文化をどうつくるか
勝利の先にあるもの、 次世代へつなぐ組織のDNA
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▲清宮氏に持参頂いた2002年のラグビーマガジンを見る二人
寺西:清宮さんの著書を拝見すると、やはり「勝ち続ける文化をどう作るか」という部分に非常に感銘を受けます。組織が何十年も強くあり続けるために、最も大切にされていることは何でしょうか。
清宮氏:サントリーの監督時代に一度だけ、自分たちが今まで理想としてきたラグビースタイルをかなぐり捨てて「絶対に負けない、相手にボールを渡さないラグビー」を決勝戦でやらせたことがあります。結果、そこで勝って、トップリーグで初めてチャンピオンになれました。最初、選手たちはみんな「やった!」と喜んでいましたが、負けた相手チームのキャプテンから「ボクシングのクリンチをずっとされているようで、ラグビーで負けた感じが全くしませんでした」と言われて、「そこまでして勝たなければいけなかったのか」と僕も選手たちにも複雑な感情が湧き上がり、葛藤が生まれました。だから、勝った2日後のミーティングで「おまえたちのやりたくないラグビーをやらせて悪かった」と謝りました。
寺西:勝ったのに、謝罪から始まったのですね。
清宮氏:はい。そして、同じ年の別の大会で、今度は同じ相手に自分たちのスタイルで戦って負けたんです。その時は、ものすごく考えさせられました。よく「結果よりプロセスだ」と言いますが、後悔のない戦い方のほうが長くチームの歴史を作っていく上では大事だという結論に僕は至るんです。要は「勝ち続けるためには相手に合わせた戦い方をするのではなく、自分たちのスタイルを貫いて歴史を作っていくこと」なんだ、と。長い目で見れば、そのスタイルを失わないことこそが10年、20年とずっと強いチームであり続けられる唯一の方法だと確信しました。
寺西:スタイルを貫き、歴史を繋ぐ。重みのある言葉ですね。経営者として、伝統を重んじるべきか改革を進めるべきか、決断を迫られる場面が多くあるのでとても胸に響きます。
清宮氏:早稲田大学のクラブハウスには、1927年(昭和2年)に1か月かけて船で海外遠征した時の、当時の学生たちの写真を拡大して飾っています。船の甲板でもラグビーボールをパスして走っていたみたいですが、彼らは海外のラグビーのいろんなアイデアを持ち帰って、それを早稲田ラグビーの源にしたわけです。「常に知恵と工夫で最先端のラグビーをする挑戦者であり、日本ラグビーのリーダーであれ」という、言葉だけではなく1枚の写真が物語る存在意義であり、新しいことにチャレンジする精神が早稲田ラグビーのDNAなんだということを示した1枚でもあります。ところが、ヤマハの監督に就任した時、クラブハウスに行ったら1枚も写真が飾られていないんですよ。それで「自分たちが誇りに思える写真を飾ろう」と提案して、優勝して全員が歓喜している写真を飾りました。
寺西:それはいいですね。連帯感というか絆が一瞬にしてわかります。
清宮氏:ずっと勝っているチームというのは、そういったスタイルをきちんと持っています。
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誇りと価値を語れる組織が、 未来に選ばれる
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清宮氏:今、息子の幸太郎がお世話になっている日本ハムファイターズの新庄監督のリーダーとしての言動や思考に僕はすごく興味があるし、企業の経営者も注目しています。彼が育てた選手、開花させた選手は日ハムのDNAを持っているのでこれから伸びていくんじゃないでしょうか。
寺西:新庄さんのやり方を清宮さんはどう見ていますか。
清宮氏:彼は最高でしょう。ナイターが終わると他球場の試合を全部見て朝までチェックしているといいます。たぶん12球団で一番野球を見ている監督です。選手たちはそういうことを知っていて、監督が思いつきやひらめきだけで話しているのではないとわかっているので話をきちんと聞くわけです。ただ、新庄監督は選手とは直接しゃべらず、インスタグラムのDMで個別に連絡して意見交換なんかをしています。選手からすれば、「ちゃんと見てくれている」と感じますよね。
寺西:新庄監督らしい、従来とはまた違った指導者としての在り方ですね。最後に、清宮さんにとってラグビーの魅力とは何ですか。
清宮氏:なかなか答えにくいのですが、実はラグビーってディフェンシブなスポーツなんです。発祥の地のイギリスでは、守るべきもの、つまり領土や領民を敵から守るために貴族たちが体を張っていました。要は、ラグビーというスポーツで戦争の疑似体験や訓練をやっているんです。前からくる敵を止める、守る。どちらが守れるかを競い合うスポーツなのでボールを後ろにしか投げられません。
寺西:体を張って自分が守りたいものを守るのですね。
清宮氏:そうです。教育的な側面も非常に大きいですから、イギリスのパブリックスクールでは必ずラグビーを生徒にやらせています。日本でいえば、柔道や剣道と同じで、ラグビーも世の中に必要なスポーツだと思います。
寺西:清宮さんのお話から、会社にとって何が大事なのか、そのために私のできることは何なのかを考えさせられました。
清宮氏:企業もスポーツも同じで「俺たちのやってきたことはこれだけの価値がある」「俺たちがいなかったらこの仕事は動かない」という誇りや社会的価値を言語化し、しっかり伝えていくこと。それこそが組織が未来へ勝ち残り、生き残っていくための道だと思っています。
寺西:本日のお話を通じて、組織が強くあり続けるためには、単に成果を追うだけでなく、自分たちの価値やスタイルを言語化し、共有し続けることの大切さをあらためて感じました。私たち自身も、社員一人ひとりが誇りを持って働ける組織を目指していきたいと思います。本日はありがとうございました。
スペシャルコンテンツ対談者
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公益財団法人 日本ラグビーフットボール協会 副会長
清宮 克幸
(きよみや かつゆき)
1967年、大阪府生まれ。大阪府立茨田高校でラグビーを始め、3年時に全国高等学校ラグビーフットボール大会(花園)へ出場。高校日本代表にも選出される。1986年に早稲田大学へ進学。1年時よりレギュラーとして活躍し、2年時に日本選手権優勝。4年時には主将として大学選手権優勝へ導いた。 1990年、サントリー株式会社に入社するとともにサントリーラグビー部へ入部。1992年から1994年まで主将を務め、チームの中心選手として活躍した。現役引退後の2001年、早稲田大学ラグビー蹴球部監督に就任。就任後は5年連続で関東大学対抗戦全勝優勝、大学選手権3度制覇を達成し、低迷期にあった早稲田ラグビー復活の原動力となる。2006年にはサントリーラグビー部監督として復帰。監督就任2年目の2007年度には、チームを初のトップリーグ優勝へ導く。2009年シーズン終了後に退任。2011年よりヤマハ発動機ラグビー部監督に就任。リーマンショック後の強化縮小により再建途上にあったチームを立て直し、4年で日本一へ導いた。2018‒2019年シーズン終了をもって退任。2019年には、静岡県にて女性と子どもを対象とした総合スポーツクラブ「一般社団法人アザレアスポーツクラブ」を設立。同年6月、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会副会長に就任。 選手・監督として数々の実績を築く一方、組織づくりや人材育成、地域スポーツ振興にも取り組み、現在もスポーツを通じた社会づくりに尽力している。
コーディネーター・ライター
大西 展子
(おおにし ひろこ)
北海道生まれ、早稲田大学卒。女性誌編集者を経てフリーに。 『週刊文春』『週刊現代』『Number』『婦人公論』など多数の雑誌で人物インタビューや企画・編集を手がける。新聞の連載やエッセイ執筆、単行本のプロデュースも行い、多彩な表現活動を展開。著書に『決断の瞬間』『スイスの山の上にユニークな高校がある』『ファミリー』『さくらうさぎ』『天本君、吠える!』などがある。現在も複数の雑誌で執筆を続けている
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